私は、沢山の物で溢れ返っていた家で育ちました。
ひいひいおばあちゃんの物から現代までの、沢山の荷物がありました。
物が多いので、当然片付かない。
片付かないから、掃除が億劫。
私が、友達を家に呼んだ事は、ほとんどありませんでした。
そして今からおよそ10年前。
私は「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります。
自分のエリアに、必要のないと感じる物があると、もうだめなんです。
捨てたいんです。完璧に反動だと思います。
今でこそ、断捨離がブームで、
捨てたい病の私も、市民権を得た気がしますが、
当時は真剣に心配されました。
私の家族は、私の事が理解出来ず、
幾度となく戦いがありました。
しかし今では、相手の領土であれば、
いくら汚かろうと、心のロールスクリーンを下ろすという技で、
見て見ぬ振りが出来る様になりました。
当時、捨てたい病の私が、
片付けられない・捨てられない家族と一緒に住むには、
自分のところさえ片付いていればいいと思い込むしか、
方法はありませんでした。
当時、捨てたい病の私が、
片付けられない・捨てられない家族と一緒に住むには、
自分のところさえ片付いていればいいと思い込むしか、
方法はありませんでした。
物をどかして、空間が出来た時の、あの開放感。
たまりません。
「これは絶対捨てられないだろう」と思っていた物が、
ある日突然捨てられた時の快感。
自分の成長すら感じます。
住んでいると信じてもらえなかった台所 |
我が家で一番美しいと思うリビングの画像 |
今の家は、私が家事をやっているので、
各々の部屋以外は好きにやらせてもらっています。
とはいうものの、
家族と一緒に住む家なので、やり過ぎは禁物。
肝に銘じて頑張ります。
え?もうやり過ぎている?
ごめんなさい。よく聞こえません。