ブログを始めてから、
私と同じ境遇(片付けられない家族と片付け魔の自分)の方や、
片付けられないけど、なんとか変わりたいと思っている方などから、
コメントはもちろん、メールもいただくようになりました。
そこである質問がありました。
『片付けられない家族が、片付けられるようになるのか』
私は、片付けカウンセラーではないし、
池上さんのように『良い質問ですねぇ』と言う機会もないし、
スタイル良くないし、
極度の運動音痴だし、
音符読めないし、
まぁ後半全然関係ないんですけど、
とにかく専門家ではないので、よく分からないんですが、
私の経験上言える事は、
『無理に変えるのは難しいんではないかしら』
という事です。
大の大人が、生活や習慣を変えるのは、至難の業です。
ただ一つ。
本人の変わりたいという意思があれば、別物です。
それだったら絶対変わります。
何度失敗したとしても、変わると思います。
でも、本人にその意志がなければ難しいと思います。
外野がどうこう言っても変わりません。
喧嘩が始まり、よけいに悪化するかもしれません。
『学者の家は、散らかってて当然なんだ』
とか、とんちんかんな事言ってましたし。
仮に一時良くなったとしても、無理してやっているのだから、
リバウンドするんじゃないんでしょうか。
本を読ませようが、特集のTVを見せようが、
無理強いさせると、効果はないと思います。
なので、私の場合は諦めました。
何言っても無駄だなーと。
で、自分のところだけでも綺麗に片付けました。
すると、母に大きな変化がありました。
私の暮らしに興味を示し(多分、物が少ない方が楽だと気付いた)、
色々聞いてくる様になりました。
家を建て替え、新しい家に住むときも、
『あんたの好きにして良いよ。私はそういうの得意じゃないから』
と言ってくれました。
今の家は、片付けが得意ではない3人と、片付け魔が1人で住んでいますが、
あまり、散らかりません。
極論ではありますが、散らかる物の数が少ないからです。
物が少なければ、散らかる物も少なく済みます。
そして、すべての物に、同じジャンル毎に定位置を設定しています。
戻す場所が分かっていれば、少しは片付けてくれます。
探し物をする手間も省けます。
だから家族も
『あー片付いていれば、楽なんだなー』と思ってくれるので、
協力的になってくれました。
なので、私が考える汚屋敷脱出のポイントは、
○無理強いしない
○まず自分で、自分のところを片付けてみる
○相手に、片付ける事で得られる快適さを知ってもらう(実践的な面で)
なんじゃないかなーと思います。
あ、ひとつ言っておかねば!
我が家まで物を減らす必要はないですよ!
我が家は極端に物が少ない家ですので、
人によっては
「病的だ」とか
「気持ち悪い」とか
「何も無さ過ぎて心が休まらない」と
思う方も大勢いると思います。
これはもう好みの問題ですので、
ここまで物を減らさなくても、十分快適な暮らしは出来ると思います。
ご自身とご家族の、
お互いが快適だと思う物の量を探って(これが一番大変だけど)、
良い量にしていってくださいまし。
極端にやり過ぎると、家族から猛反発がきますよ!
(私もじわじわ〜っと今の量までもっていきました)
なんて、偉そうに色々書いてしまいました。出しゃばった真似を。
すみません。
本文と全く関係ないけど、夜のリビングはこんなん |
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