2012年5月28日月曜日

テンションの高い部屋

以前の私は、パリジェンヌ風のインテリアが好みでした。

色々な色や柄、凝ったデザイン、額縁風なんちゃら…そんな物が大好きでした。




しかし、ある時気付いてしまいました。

私には似合わないという事に。

その時の事を、ちょっとだけ書きます。




ある日の事です。

私は悲しい事があり、家に着くなり号泣しました。

わんわん泣いていて、ふと部屋の中を見渡した瞬間、

急に恥ずかしくなったのです。

カラフルでデコラティブな部屋に、

鼻水はダラダラ、目は腫れて真っ赤な私が、ぽつん。

みっともないと思いました。

その時初めて、

着飾る元気がない時にこそ、

心から休まる部屋にしたいと思ったのです。

自分の家くらいですからね、素の自分に戻れる場所って。

そんな場所でも、気を張らないと違和感を感じる家なんて、疲れるだけでした。

テンションがついていかないとでも言うんでしょうか。

部屋のテンションに、素の自分のテンションがついていかなかったんです。

元気な時は、そんな事に気付きもしませんでした。




今の家は、落ち着きます。

という文章の後に、この写真っていうのは間違っているかもしれません。

リビングを意気揚々と駆け回る、本日のルンバ(別アングルで)




テンションの高い物は、置いていないからだと思います。

私は地味な人間だから、

その本質にあった物を、選んでいるのかもしれません。



と、言う事は、

もし私が、ラテン気質を持った人間だったら、

家族は、今以上に大変だっただろうなと思います。

家中カラフルで、なんだかサンバのリズムが常に聴こえるインテリア。

地味人間である事に、感謝してほしいものですね。

アディオス!







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